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JBL SE401 ゲルマニウムTRアンプの修理

1968年にJBLがゲルマニウムトランジスターを使用したSE400とSE401を製作しました。

一般に名器と言われるのはSE400S/T型スター回路といわれるもので、
1973年に販売開始されています。
これは市場では40-60万近くします。

SE400とSE401は同型で、形が同じですから簡単には判別がつきませんが、
内容がかなり違います。

これは1968年に販売されたゲルマニウムTRを使用したSE401です。
つまり本物のSE400Sではないということです。







付属しますイコライザーはM17で、C45メトロゴン用、すなわち130A+275+075用と判明しました。



かなり修理の後がありますね。
ダーリントン回路がまだ出来ていませんでしたから段間トランスを搭載しています。



画像にあるスピラグのコンデンサーは現在の規格と異なり、47V3000μFを搭載していますが、
4700μFの電源を搭載したいと考えいます。
現在の電源理論では10000μFを搭載するはずです。 とにかく内容が悪いです。



コンデンサーが漏洩し、電源部が不良のため、
完全に分解し部品の1つ1つを手作業で測定いたしました。
コンデンサーが片方だけですが50%は容量抜けています。



ドライバー基盤ほとんど容量抜けが多く、基盤3枚のほとんどを交換しました。




いよいよ最大の難問ゲルマニュウムトランジスターは?全て大丈夫でした。奇跡のようです。
+−電源を使用しているため理論的には0電位のはずですが、
本器はAC100Vで0.002v、AC117Vで0.006vのアンバランスがあります。
しかし動作特性には問題ありません。,

ただし電源投入後5秒間くらいクリックノイズとハムが出ます。これは避けられません。
このゲルマニュウムTRは入手が難しいのでAC100Vの使用をお勧めます。
移動できるものは移動する、使えるものは使うという考えです。



エージングはAC117Vで50時間行いました。30秒後につないだらよろしいと思います。
現在も行っていますので100時間エージングしてお出しします。
SPの完全性を保つためジャックナイフSWを採用しました。
SPをアンプ電源投入後、30秒後につないだらよろしいと思います。



ものすごく良くなりました。ホントに素晴らしいです。ビックリしました。
多分ゲルマニュウムTRと段間トランスのコアが良いのかも知れません。

さすがJBL-SE401と思えます。
修理代は非常に高いですが素晴らしいSE401です。感激します。

現在の所有者であります東京都のO氏の御好意で掲載いたしました。






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