思い出の JBL 4333A の完全修理
今回は、JBL 4333Aのレストアを依頼されました。
会社に入社された時、かなりの無理をして購入した機器だそうです。
使用期間が長いため、動作トラブルが目立ちます。
その主な原因はエッジの不良の経年変化/劣化と、
それに関連する動作不良です。 |
まず、内部の点検をします。
各ユニットは分解し、振動板の清掃/さび取りをします。
エッジを交換し、コーン紙を強化します。 |











SP端子を交換します。
SPターミナルはクライオ処理した物を使用しました。 |

ネッワークは分解し、測定/調整しました。
音圧の調整をしました。 |

音の抜けが格段に違います。
数十年前の機器とは思えないほど、
抜群に良くなりました。
本機は愛媛県宇和島市のI氏のご厚意で掲載しました。
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