KRELL KSA-200B パワーアンプの修理
今回久しぶりに、クレル KSA-200B パワーアンプを修理しました。
超大型で、重量が65kgもあるため、取り扱いが大変です。
外形サイズは、W620×H235×D714mmです。
故障の原因は、SP間のショートです。 バイアンプ仕様のため、後部SP端子が非常に接近しています。
問題です。
出力TRを、全部交換しました。
ドライバー基板内のバイパスコンデンサーを、数多く交換しました。
SPミュートリレー接点を、交換しました。
アースターミナルを、研磨処理しました。
プリドライバーの不良が多く、かなりの時間が掛かりました。
この機種はUSA部品の使用が多いかな?と感じました。
全段バランス構成です。
出力はA級とありますが、AB級です。
故に熱はたくさん出ません。
クレルはすべて、スペック以上の低音域のパワー感が魅力です。
繊細でクリアな中に、クレル特有の暖かみが加味され、
バイオリンやピアノの音を艶やかに聴かせてくれます。
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