Marantz Model-250M パワーアンプの修理
マランツの#7/#8は有名ですが、
トランジスタ式の音を確立したのは、
MODEL-3200/33300/3600のプリアンプ群、
またMODEL-250M/510Mのパワーアンプ群があります。
どれも、なかなか良い音がします。
今回MODEL-250Mの修理をお知らせします。 |

1.当社で分解して、見ました。
汚い! とにかく汚い! 洗浄します。


2.コンデンサー全部の容量確認をいたします。
多くのコンデンサーの容量が抜けており、カップリングを含めほとんど交換しました。

3.バイアス基盤を洗浄−調整。

4.メーターを分解します。
昔のメーターのいい加減さ! 左右の色が違います!
メーター回路ハウジングを組み立てて再調整します。

5.トラブルが発生! R-CHの発熱が凄い、何故・・・?
原因は汚れによる抵抗値の変動と汚れによるアース電位の変化でした。
原因を解明し入力端子と出力端子の高性能化を図ります。
RCA端子/SP端子を高音質部品に交換しました。



6.今度はメーターの誤差が発見されまし、何度も修正しました。

7.新しい6.3vのランプ球を全部交換します。本当はLEDにしたかったですが・・・
8.音出しをして、キャビネットをオイルで磨き、完成しました。

さすがに良い音しますね!!
このマランツ250Mは、
兵庫県神戸市在住S氏のご厚意で掲載しました。
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