Marantz Model-3600B コントロールアンプの修理
当社得意のMarantz 3600Bを修理しました。
現在、音は出ますが、これとペアの250Mが良く鳴りますので、
当然TUNE-UPは必要です。
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1.全て35年以上経過していますので、当社バラして、見ました。汚い!!
とにかく汚い!特殊薬品で完全に洗浄します。
これにより本当に部品の悪い点がはっきりします。
2.コンデンサー全部の容量確認をいたします。
キャパシティメーターで全部測定します。
特にこの時代は大型電源の容量抜けが多いです。
3.FRD ファーストリカバリィダイオード100V-3Aの高速タイプをダブルで搭載します。
電源のリップル分が桁外れになくなります。
当社OH時はこれに変更を勧めます。
4.30年前のオリジナルの50V470μFをオーディオ用高性能RIFA63V-1000μF2本とも交換します。
次段の25V-100μFを63Vー220μFに2本とも交換します。
5.勿論低域のスタガー比を勘案し全体でバランス取ります。
他に詳しく書きたいのですが、技術秘密です。ご勘弁下さい。



6.高音質のRCA端子に交換PHONO/AUX/PreOUT(1)+(2)を交換しました。
7.AC直出しのAC電源を、TDK社のノイズフィィルター付きのAC-3P大型コネクタを新設します。
ACイントレット交換式にすることによりケーブルメーカーの音色の差を楽しめます。
3P対応でアース電位がふらつかないので腰の据わった音が出ます。



8.音が、非常に変わります。これは重要です。音質がこれほど変わると凄いです。
ここまですると現在の\50万と喧嘩が張れますよ!!
これは京都府長岡京市のI氏のご厚意で掲載しました。
修理完了 2010/01/28
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