Mark Levinson LNP-2L プリアンプの修理
今回は、マークレビンソンの名器 LNP-2L プリアンプの修理を受けました。
本機は電源部PLS-150の分離型です。
シリアルは、本体 2163 + 電源 2811で、初期〜中期型です。
本来は木箱入りですが、修理のため、木箱を外してあります。
回路はきわめて単純で、
素子の素性に頼ると言っても過言でありません。
本機のメインVRはSpectrolの本物です。
コンデンサーなどもオリジナルです。
この機種は電源SW関連の故障が多いです。
これらのモジュールは既に30年が過ぎましたので、
ハーマンインター(株)日本でもほとんど在庫が無く、
残念ながらメンテ・修理サービスが出来ないのが現実です。
本機のアナログの甘いような切ないような調べは、
オーディオファンなら一度は手にしてみたいと考えます。
とにかく離れられない感じです。
現代のオーディオが忘れたもの、音楽とは何か、を感じさせます。
やっぱりプリはレビンソンですね。
最高です。
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これは東京豊島区のO氏のご厚意で掲載しました。
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