松下 SKU690 真空管大型ステレオの修理
以前、ナショナル オール真空管ステレオ SKU-1030を修理しました。
しかし、それよりも7年古い、約47年前のステレオです。
1964年、FM放送が開始されました。
この時代のステレオを修理したい方が多いです。
本機は、亡くなられたお父様の形見だそうです。
AM/FM/対応、
勿論、PHONO(MMではなく、クリスタルカートリッジ!)で音が出ます。
1.当社で分解して、見ました。
汚い!とにかく汚い!50年のほこり!
2.洗浄します。
3.コンデンサー全部の容量の確認をします。
多くのコンデンサーの容量が抜けており、
カップリングを含め、
ほとんど交換しました。
4.当時の真空管は、当社に全てあります。
回路は真空管OTLハイダシで、
400オームのSPを鳴らします。
5.洗浄−調整。
予算がありますので、
FMのマルチ端子を、CD入力に変更しました。
CDが使えます。
6.なかなかです。
HiFi(高忠実再生)とは違いますが、
非常に良いですね。
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今回は、大分県日田市のY氏のご厚意で掲載します。
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