三栄無線 UV-211 パワーアンプの修理
青春の思い出、復活
修理依頼品は、三栄無線 UV-211です。
30年前に購入し、組み立て、その後トラブルが発生したそうです。
そのまま倉庫に保管されていました。
修理内容
真空菅は正常で、交換しません。
チョークトランス、内部コンデンサー、抵抗は、不良品を交換します。
内部配線は、乱雑で天ぷら半田が多く、分解し、全て交換します。
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交換部品 (1)
9Pソケットは、不良ゆえに交換
VR(バイアス用)は、すべて交換
ランプは、交換
RCA端子は、金メッキに交換
配線は、もがみ電気 2515-2516 銀メッキ銅線に交換
半田は、銀半田を使用 |




交換部品 (2)
タンゴ チョークトランス LC-10-200(端子間不良)
コンデンサー
1000v/0.1μF×2
630v/0.022μF×8
電解コンデンサー
350v/47μF×2
160v/47μF×2
450v/47μF×1
100v/47μF×4
抵抗
1w/1.5k、100k、680×6
3w/100k、470k、47k、3k×6
4.7k、24k、2k×8 |




音色の自然さを狙います。
最大出力は、18W + 18Wです。
いい音します。

この記事は静岡県のK氏のご厚意で掲載しました。
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