SONY TA-F555ESX II プリメインアンプの修理
青春の思い出 ソニー TA-F555ESX II の復活!!
今回東京都世田谷区の方から修理頼まれたのは、
SONY TA-F555ESX II プリメインアンプの修理です。
SONYが意地と奮起を示した最後のアンプです。
倉庫に15年近く置いていて、
電気を入れるのが怖い、との事でした。 |

★ BEFORE ★
なんと凄い。ゴミだらけ。
失礼埃だらけです。
まずは清掃です。
当社契約のICなどの洗浄工場に依頼します。




★ AFTER ★
きれいになります。びっくりします。
回路基盤をすべて洗浄し、
半田は全て銀半田で打ち直ししました。
全部品を測定。
原因は抵抗のショート、FRT・TR・DC24Vリレーの不良でした。
不良箇所は全て交換します。
今回は特に立ち上がりを良くするため、
電源のコンデンサーを定数を変更し、交換しました。
導線ワイヤーを交換しました。






また入力端子の酸化・劣化のため抵抗値が上がりますから、
腐蝕したRCA端子の交換を行いました。
PHONO・AUX・TUNER・CD端子を、
高音質24KメッキRCA端子に改善します。
電源コードは3Pの大型3P14WAGに交換し、
3Pのコンセント装着します。
当然、内部で中点がアースされますので、
マイナス電源側が安定します。



特性測定実行。
100時間エージング、異常なし。
完了しました。
SN比が凄く変わります。
音の抜けが違います。
SONYの基本設計の良さが光ります。


音はLUXの\50万のプリメインと比較しましたが、
良い勝負します。
なかなかのアンプです。
当社の技術が光ります。

これは東京都世田谷区駒沢のT氏のご厚意で掲載しました。
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