Technics SB-7000 の修理
今回は、テクニクス SB-7000の修理です。
過去に10本以上、修理しました。
本機は、当時ヒットした商品です。
本機を20年以上使用し、交換かな?と思い、
某社のトール型のSPを某店で購入されましたが、
あまりの音のひどさに落胆し、当社に修理を依頼されました。
本機は見かけは立派ですが、
キャビネットの質やウーファーが良くありません。
その割にはネットワークは立派です。
修理は、ウーファーとスコーカーのエッジの交換から始めます。
低音時のダンピングの悪さはボイスコイルの接着不良です。
特殊強化接着剤10ccを加えます。
センターキャップは、サイズを2周り大きいJBLに交換します。
コーン紙は、紫外線 + 赤外線カビの撤去 + 加熱により、
紙の水分を抜きます。
これによりダンピングが変わり、低音が締まります。
ツイーターは片側断線と片側VCの錆びと動作不良の修理です。
ATTは左右とも分解し、レベルを合わせます。
キャビネットは強化ボンドと強化パテで補修します。
全体とユニットを塗装します。
完成しました。
ヤフオクで販売しているボロなSB-7000とは格が違います。
吉井町のコーヒー店で素晴らしいJAZZを鳴らします。
同じく当社でメンテしたテクニクスのA6/A8のセットが、
コーヒを美味しくしています。 |










これは福岡県吉井町蛭子コ−ヒー店様のご厚意で掲載しました。
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