YAMAHA B1 パワーアンプの修理 予算が無い!!!(第一幕)
YAMAHA/B1パワー 11978年頃の生産#1237で、名器でした。
今回、青春時代の想い出としてYAMAHA B1パワーアンプをメンテナンスしました。
縦型FETの2SK77はYAMAHA独特の品物です。
またドライバー段の2SK75なども、現在入手が難しいです。
最近設立されたデジタルドメイン社のパワーアンプも基本素子は同じ効果のタイプです。
37kgですが、運ぶとものすごく重たいのです。
記憶が正しければ、故長岡鉄男氏
(言わずと知れた日本の自作スピーカー界のカリスマ
また「外盤A級セレクション」等の超優秀録音盤探しの権威としても有名)
が、「月刊ステレオ」誌の「箱船」の文章の中で、
「とてつもない鉄のかたまりが浜松から運ばれてきた」と書いていました。
低域の出方が凄いのです。これがB1です。 |



YAMAHAのサービスセンターでは「年式が古く修理しない」とのことでした。
現状 |
1.電源ONせず
2.電源部ブロックコンデンサーリーク不良
4.カップリングコンデンサー不良。リーク気味
5.全面パネル汚れ/基盤汚れ多し
6.内部汚れ多し
7.切替SW接触不良
9.ACコード劣化(要交換)
|
修理の前にまず予算が無いことでした。
予算が無い、これをどう克服するか?
第二幕では修理課程の画像を出します。
ご期待下さい。
|
|