2008年3月 Casa della Musica 試聴室の御案内

今月の試聴システム Casa della Musicaでは 月例で 当社が選んだシステムをスタンバイしています。 2008年３月は、レビンソンのパワー同士をぶつけます。 発売時期が３年ほど違いますが、全然別物と思われます。 　メインシステム 　サブシステム

メインシステム　 解像力・透明感・ハーモニーを重視しました。

メインスピーカーは、 AVALON(アバロン）ASCENT-MK2 （定価\330万） 世界のAVALON／ASCENT-MK2／中古です。（定価\330万）です。 大場商事（株）正規ものです。 3WAY-3SPの透明感ある再生音は世界のハイエンド達をうならせました。 コンピュータで解析された位相の乱れが無い形状と 特殊な構造材がポイントです。 音は素晴らしいです。現代のオーディオです。 震動の影響を逃げるためなんと、NWが別筐体です。 本体８０kg＋NWが25kg！と言う超ド級のシステムです。 小型のRADIANとの比較は、カローラとベンツの差があります。 　スピーカーコードは、 PAD製 （定価\38万）

パワーアンプは、同じレビンソンをぶつけます。 Mark Levinson／NO333L （定価\150万） と Mark Levinson／NO335L （定価\170万） の組み合わせ。 販売は３年ほど335Lが遅いのですが、全然別物と思われます。 ACイントレットを搭載し、ACの電源コードの変化が楽しめます。 一番違うのは音です。お聞きください。

プリアンプは、 JEFFROWLAND／SYNERGY（IN-OUT TRANS仕様） （定価\125万） ジュラルミンくり抜き！で、 最上級機コヒレンスより音がフレッシュで生気感が溢れます。

CDプレーヤーは、 Mark Levinson／NO36+No.37 （定価\130万）がお嫁に行きましたので WADIA WT2000S（ESTERIC P2Sメカ搭載、完全OH済み）を CDトランスポートに持ち込みました。 別ラインに Mark Levinson／NO39 （定価\150万）を置きます。 　DAコンバーターは、 WADIA 2000SH4 DAコンバーター（定価\280万） 販売し１８年は過ぎますがなかなかです。

アナログプレーヤーは、 ＭＩＣＲＯ／SX777AIR ＋DENON／DL305MCカートリッジ クラフト／AC3000BLACKのMCトーンアム付／ST＋S字アーム付です。 777AIRは糸ドライブ＋エアアフロート方式（エアーベアリング方式）です。 ターンテーブルは砲金製です。 確かに「砲金の鳴き」を指摘されますが、逆にこれにより弦の響きが最高です。 しばしばExclusiveのP3と比較されます。 ダストカバー付です。 　MCトランスは、 ４０年前のデンマークのJS社 （これが良いですね。最高） 　EQアンプは、 McIntosh／C22真空管プリから REC−OUT出しで SYNERGYに送ります。

サブシステム　 ハーモニックス重視の構成です。

スピーカーは、 タンノイ／DIMENSION＃12 （定価\140万） これがタンノイ！？と言われる方も多いですが、 なかなかです。

パワーアンプは、 当社特注300Bシングルアンプ 　もう一台は 12E1(AP919B）球パワー オーディオ専科 森川氏の球パワーアンプ。 タムラのトランスが良いですね。 シンプルな回路と最高のパーツを用いて構成されています。 QUAD型アンプの回路を定数を変更。 音ぬけが非常に良くなり清澄感が抜群。 12E1はSTC社製を使用し初段管、出力管ともにイギリス製。 使用真空管12E1, 6BR7/CV4006。 トランスF-2021, A-4004, APM-140B。 試聴の感じでは上質な音と言った感じです。 女性ボーカルが艶良く鳴るのには感心しました。 見かけが派手なのでJAZZ向きの印象受けますね。

プリアンプは、 CRDEVELOPMENT／ＫＡＳＴＥＲＰＲＯ真空管プリ（定価\７５万） 　ＣＤプレーヤーは、 メインシステムを利用します。